結果発表

主催からの各作品への感想はこちら！閉鎖しました

主催のNASAです。BOFoonXVII閉幕です、皆様お疲れ様でした。
皆様のおかげで、過去のFOONの中で、一次登録の時点では最高の作品数となりました。(90作品)
(誰ですか前回二次登録なんて用意したのは)
流石に2年越しとはいえ、そんなに登録されないんじゃないか？
と思いきや、蓋を開けてみればトンデモ大盛況でした。
参加者の皆様、インプレイヤーの皆様に多大なる感謝を申し上げます。




○なんで開催したの？
前回の総評と重なる部分も多いのですが、
理由の一つはやはりFOON文化の伝承でしょう。「クソなBMS出しときゃいいだろ」というわけではなく、
本来は「ヘタレなBMS」であり、意外とBMSフォーマットを理解していないと作れないということ。

あとは、相変わらず他に主催しそうな人がいなかったこと。
前回やらないって言ったのにね！次回はやらないぞ。やらないぞ！

しかしやはり一番の理由としては、このご時世、というのが影響しているでしょう。
一歩外に出れば人の密度以上に張り詰めた空気、これまでのライフスタイルはいつの間にか崩れ去り、色々と思うところがある人の方が多いのではないでしょうか。
そんなご時世にささやかながら一石投じるような、和めるものを用意できれば、という部分が理由として一番大きかったように思います。
おふざけあそばせ！な感じで楽しんでいただけたなら嬉しいです。

次回はもう主催やらないぞ！




○作品について
ここからは登録作品のだいたいの譜面を這い回るGの如く追っかけていた主催が参加作品を傾向でまとめさせていただきます。

・真面目系NOFOON枠
前回のFOONと比較して圧倒的に増えていたのはこの枠です。なんで？
本人は真面目と思っていないのかもしれないけど、それは……普通っすよ！なBMSが前回からドンと増えていてびっくりしました。
FOON以外にもBMSイベントはあるし、イベント外でもBMSを登録できる場は3つもあるので、何かと利用してみてはいかがでしょうか。

・一発ネタ枠
前回同様この枠はかなり多かったです。社会的に怖い作品から怖くない作品まで様々でした。
個人的に印象的だったのは、優勝作品である「海苔波形マン」を始め、「CHiMPO EX MACHiNA」「ケモショタえかきうた」「永遠屁～とわへ～」「声に出して読みたい日本語」
「握力検査」「うんちのぶりぶり」「64の羽マリオスイッチでよくあること」「Presets」「spinback is god」「4namel」「こわこわこわこわ ｳﾝｺｫｫｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛！（へな）ハァ！？ころすぞお前！ｳ゛ｧ゛ｧ゛ｧ゛」あたりですね。
「zoom面接」と「先行登録」はまさかの圧迫ネタ被り。令和にそれで被るの？

・ネタ曲枠
今回この枠が結構アツかったように思います。
「Tik Beat」と「「臨！兵！闘！社！会！人！やめ！たい！です！」」はFOONと思えない熱の入り方である種アツいですね。
「カービィBMSイベント開催のお知らせ」は清々しいまでの宣伝で最高で……最高？皆さんも参加しましょうね！
「SEGAに中国版maimai(舞萌)のバージョンアップを催促する歌」と「NASA&鈎兎ボイスとNASAロゴで作ったミニ楽曲」は個別に職員室まで来てください。

・beatoraja枠
今回も現れましたoraja用BMS、SCROLLモリモリで焦らしにくるのでキーボード破壊しました。
是非ね！普通のギミック譜面もね！！何とは言わないですけどね！！！1000譜面作ｒうわなにをするやめ

・正統派FOON(身内、ヘタレ)枠
まあ相変わらず少ないですが、志向の違う作品がいくつかありましたね。
「1N」と「IN (Horsecore Remix)」はここで被るのか……大人気楽曲ですね。
あとは「(^^) (M-kani Remix)」や「押すなよ！」も古き良きが感じられて趣深かったです。
もしかしてこの枠リミックス枠では？

・環境音枠
個人的に好きです。
今回はやはり「武漢長江大橋(バス MIX)」！中国の橋はうるせえ！ということを覚えておきます。(歪んだ認識)
解釈次第では環境音な「うちの洗濯機の洗濯が終わったときに鳴る音楽」もかなり良いです。クリア粘着したのにメロが一切印象に残らないところが最高。

・謎の技術枠
この枠はやはり「XUZ Bgkkhy #2」でしょう。皆さんも謎解きに挑んでみてください。主催は年が明ける前には解けてました。
あとは個人的には「alarm clock」でしょうか。技術というかLR2の謎仕様がまた一つ分かってしまっただけですが。

・セルフ声ネタ枠
何故か今回はここが複数ある。何故？
「Meccha Tsukaeru Male Voice Samples」「マジでうるさい」「LLLLLLL... 7777777...」そして「ウマ息子」……
インターネットに出た情報は戻ってこないし、きっちり責任を持ってやること！などと自作でも他作でも声を使用されている主催より

・インパクトパイモンぬいぐるみランチブレイク人形ピロぬいぐるみピローひなまつりアニメ周辺オープンコスプレ小道具ピローギフトバースデー超やわらかいぬいぐるみ小さな人形クッションゲームの周りぬいぐるみコスプレ人形少女少年アニメファンクリスマスプレゼント
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・ラスボス
プレイが苦行になるBMSに、たまにラスボスと銘打たれることがあります。
「スナレ (Long Ver.)」が相当手強い！と思いきや「alarm clock」で全てを破壊されました。プレイすらさせてもらえねえ！


今回も大豊作だな！




○あとがき
前回の開催が2年前で、次の年すぐ！とやってしまうと前回の影響を引きずったまま
「お前、それ、何番煎じだよ」
みたいなネタが蔓延りそうだな～と思ったので、あえて1年空けています。
Foonは無くとも、昨年はインプレ頂上決戦もありましたし、
近年ではBOFでもFoonみたいなことをする人がいるので、何かとネタに事欠かなかったのでは、と思っています。もしかして今年やる必要なかったんｊ

イベント全体を振り返って、今回のBOFoonはかなり真面目に寄った作品が多かったなあというのは一つ強く思った点ですが、
何より海外勢が例年より多かったです。BMSというコンテンツが海外へ広まり、コミュニティが形成されていっている、
という部分を強く体感する結果となりました。
今年は春先に別件でエゴ100%のBMSイベントを開催していたのですが、その時はあまり海外みを感じられなかったので、
FOONという看板の影響力もあるのかな、と思う次第です。

今回のFOONは、毎回個性的な作品が揃う中で、FOON殿堂入りとも言えるNECOX氏や、
一部界隈で人気を博した「SOFTLANDING MIX」のPro-xi-A氏等、歴史を作り上げてきた古参と、
ここ数年でBMSに関わり始めた新参が入り交じる、お祭り混戦大乱闘になったと感じています。
そこでふと思い出すのですが、私が初めて参加した無名戦14では「老害連合」なるチームがありました。
その辺りの頃から、「古き良き文化の再評価」の流れが来ているのではないか、と思っています。
これはBMS界隈だけでなく、世間的にも広くみられる現象で、伝説的ネットアイドルの復活、
生ける90'sの萌え文化の権化、古い価値観ＩＮＴＥＲＮＥＴの流行、
個人的な話では、Chiptuneがどんどん現代の音楽的手法の一つとして認められてきているところなど、
枚挙に暇がありません。流行は30年で一回りするとは言うけど本当なんだな……。

この激動の時代に安らぎの一石を！なんてナメた口を利いている主催ですが、
本当はこういう古き良きBMS文化が好きだったりするんでしょうね、と。
(昔のインプレはもっと激辛だったとか言わない！)
改めて、BOFoonを開催できてよかったと感じている次第です。

でも次回は主催やんないかんな！純粋に参加者として作品を出したいですね。
まあ数年後にトチ狂った人生を送っていれば、またやるかもですけど。

ちなみに。主催はFOON開催中に古き良きサークル(※R-18)から発売された、どこかで見たことのあるコンテンツの
イカサマ脱衣麻雀ゲームをプレイし、ヌルッとRTAも走って世界一位になったりしていたのですが、
そのゲームが余りにもどこかで見たことのあるコンテンツにクリソツ過ぎたせいで販売が止まるという、
今年の最大瞬間風速が訪れていました。今年は荒れるぞ。
つまり何が言いたいかと言えば、著作拳をやる時は自己責任だからな！！！！！！


……改めまして。今回のFOONに参加してくださった皆様、インプレ等関わってくださった皆様、
会場を貸して頂いたAOiRO_Manbow氏に最大限の感謝を！ありがとうございました。
それでは、よいお年を！

2022/01/25　
BOFoonXVII主催　NASA